一なるものの法則とは(サイト「lawofone.info」の概要)

「一なるものの法則」<目次>

リンク集でも紹介している「一なるものの法則」の全文検索サイトlawofone.infoに概要(Synopsis)がありますので、それを紹介します。
「一なるものの法則」で語られるものの中で、「歪み(ねじれ)」や「ポジティブ(陽、正)とネガティブ(陰、負)の2つの道筋」は、言葉の第一印象からとは多少意が異なりますので、あらかじめ知っておくのはよいと思います。なにぶん、全て読むには結構な量ですからね。

ちなみにこのサイトはL/L Research公認です。L/L Researchのサイトから「一なるものの法則」を個人利用なら無料でダウンロード・閲覧できますが、もちろん著作権があり、まるまる再配布・掲載等は禁止です。サイト制作者のトビー・ウィーロック(Tobey Wheelock)さんは長年の「一なるものの法則」の研究が認められて、「一なるものの法則」全文を使えるように許可を得られました。
つまり私のようなにわかが説明するよりも比ぶべくもなく良いということです(´ω` )
ただ、最終的に「ラー文書」をどう解釈するかは皆さん次第ですし、そもそもラーの言葉自体をそのまま受け取る必要もありません。「そうなのか、しかし私はー」でも構わないのです。

トップページからはリンクがないですが、現在の概要から旧バージョン(?)のリンクがありました。旧バージョンはQ&A方式、現バージョンは用語解説のようになっていて、被っていない部分が結構あるので両方訳してみました。


◆◆◆一なるものの法則資料からの幾つかの基礎的な考え(現バージョン)
原文:Some fundamental ideas from the Law of One Material

トビー・ウィーロック

一なる無限の創造者
一なるものの法則は、一つだけがあり、その一つとはラーが「無限の知性」・「知性ある無限」とも呼ぶ、無限の創造者(4.20)である、と述べています。「極性がなく、満ちていて完全で、一つの分化されていない知性ある無限」を述べることは不可能ですが、活動化させたり増強させたりは可能です(28.1)。創造物のそれぞれの部分は、逆説的に言えば、全体を含んでいます(13.13)。

幻想
全ては一つであるゆえに、多くの兆候や出現の全ては幻想です(1.6, 106.20)。ラーによると、創造者が自分自身を知る機会を得るために注意深く設計されたものが幻想です(27.17)。

歪み
ラーの用語で、「歪み(ねじれ)」とは歪みのない統合から離れていったものです。これは、私達が「良い」(愛へ向かう歪み)か「悪い」(不健全へ向かう歪み)かのどちらかを考えること、と言えます。無限の知性の3つの基礎的な歪みがあります:

第一の歪み
第一の歪みは自由意思、または有限、または観点の限界です(13.12, 15.21, 99.5)。私達が経験している作られた宇宙は第一の歪みを通しての創造者の自分自身の探索で、ラーはまた混乱の法則とも呼んでいます(27.10)。

第二の歪み
第ニの歪みは愛、またはロゴス、または創造の原理です(15.21)。それは、「フォーカス、着手の選択、極端なエネルギーの型、と言いましょうか、あれこれといった方法で、知性ある無限の位相(ポテンシャル)から、知性のエネルギーを形作らせる高い状態です。」(27.12) ロゴスは一つの恒星系を作ることができたり、10億の恒星系からなる銀河を作ったりすることができます(28.7)。それぞれの銀河は自身の自然法則の体系(13.13)と、私が思うに、自身の「宇宙意識」(91.2)を持っています。ラーは言っています、メンバーの幾人かは他のロゴスの創造物へ放浪しました、そして「その経験は知性と直感の許容量をぐらつかせるものとなりました。」と。(90.17) 銀河系の場合において、ロゴスの最初の物理的兆候は中心の系の密集です(82.8)。

第三の歪み
第三の歪みは光です(15.21)。それは目で見ることができる最初の兆候です(78.9)。光は知性があり、エネルギーに満たされていて、私達が物質と呼ぶ建築ブロックです(13.9)。光の特性に「矛盾があるような、直線で表わされる無限全体」を含みます。ラーは言っています、「このパラドックスはあなた達が太陽系、銀河、惑星と呼ぶ様々な物理的幻想実体の形状の原因であって、全てが回転しレンチキュラーのようです。」(13.9) 光のエネルギーは進化を駆り立てる上昇螺旋の特性を持っています(13.17)。

サブ・ロゴス
私達の銀河は一つのロゴスによって作られ(28.9)、私達の太陽はそのロゴスのサブ(副)・ロゴスです(29.1)。サブ・ロゴスはそのロゴスによって築かれた自然法則を個別化または区別化します(13.13, 29.2)。それはまた、初期サブ・ロゴスの経験によって吹き込まれた、宇宙意識をそれ特有の原型意識へと精錬したものでもあります(81.33, 91.3)。

サブ・サブ・ロゴス
人間はサブ・サブ・ロゴスの例です(29.7)。

密度
創造は7つの階層、または密度(濃度、深さ)を持っています; 第八密度は次の経験のオクターブ(8度音程)の最初の密度になり、ちょうど音楽の目盛の第八音が新しいオクターブで始まるようなものです(16.51, 28.15)。第七密度と第八密度の間は、創造者との永遠と無形の統合の一つの区切りであり、創造が再併合されます(28.16)。ラーの理解によれば「オクターブ(8度音程)の道には時間はなく; すなわち、無限にあるそれぞれ創造ごとに7つの密度(濃度、深さ)があるのです。」でも彼らは自分達の知識の限界は狭いと指摘しています(78.15)。
  • 第一密度は覚醒の密度です。それは惑星が永遠の状態から外れ物理的兆候のもとに動き始める時です。その要素は大地、空気、水、それと火(13.16)。地球では、物質が合わさり、空間/時間が「生という巻物を解き」始め(29.11)、第一密度は約20億年かかりました(76.13)。
  • 第二密度は拡張の密度です。それは私達が生命と呼ぶものが現れ、だんだんと大きく複雑に進化していく時です(9.13)。地球の第二密度は約46億年かかりました(76.13)。
  • 第三密度は自覚と魂の意識の最初の密度です(13.21)。それは「創造が折り返す中心軸」です。なぜならその中で存在は、創造者への進化へ進み始めようと、道(他者への奉仕か自己への奉仕のどちらか)を選択するからです。第三密度は他の密度よりとても短く、75,000年だけかけます(6.15)。
  • 第四密度は愛または理解の密度です。道筋を成功裏に選んだ人々は、自己愛か他者愛のどちらかのその道筋を追及するため、ラーが「社会記憶複合体」と呼ぶものの中の似たような精神の他者たちと一緒に来ます(20.36, 48.6)。第四密度はおおよそ3000万年続いていきます; 第四密度の寿命はおおよそ9万年です(43.13, 43.11)。
  • 第五密度は光または知識の密度です(25.11)。課題はしばしば、社会記憶複合体としてよりもむしろ、個人的に学ばれます(43.14)。第五密度の存在は、私達の基準で、美しいです。なぜなら、彼らは彼らの物理的な姿を意識で変えることができるからです。(62.21, 90.5)
  • 第六密度は統合の密度で、愛と知識が一緒に混ざり合う時です(33.20)。2つの道筋は、自己奉仕の道筋の人々が他者へ心を開くことなしに統合の課題を成功裏に習得することができないことを理解して、ポジティブへと極性を切り替え、再結合します(78.25)。ラーは第六密度です; 彼らの第六密度のサイクルは7500万年です(14.19, 14.21)。
  • 第七密度は入り口の密度で、私達がもう一度全てと一つとなる時です(16.22)。それは「完成と無時間もしくは永遠への転化の密度」です。(41.16)
  • 第八密度はまた次の創造の第一密度の始まりでもあります(28.15)。それは「オメガとアルファの両方で、無限の宇宙の精神的な集団が一つのセントラル・サンまたは創造者にもう一度なることです。そして、創造者自身が経験した全てを合併させた、新しい宇宙、新しい無限、新しいロゴスが生まれます。」(52.12)
◆◆◆


◆◆◆一なるものの法則資料からの幾つかの基礎的な考え(前、旧バージョン)
原文:Some fundamental ideas from the Law of One Material(prev)

トビー・ウィーロック

一なるものの法則とは何ですか?
一つだけがあり、その一つとは無限の創造者です。(4.20)

なぜ、多くがあるようになっているのですか?
無限の創造者は有限の可能性に気付きました。それはこの可能性を探求することに決めたのです。(13.12)

なぜ?
それは自由意思に興味を持っています。自分自身の部分がやりたいことをなんでもやれるように自由にしたら、何が起きるのか?

なぜそれは関心を持っているのですか?
それは自分自身を知りたいのです。

どのようにして創造者は自由意思の発想を研究しているのですか?
その無限の知性は知性あるエネルギーの集中点ら(フォーカス)を合体させます。これらフォーカスは本質に光を呼び込むことによって、自然法則の規則性を確立したり、私達が銀河と呼ぶものを作ったりします。(13.13)

私達はそのようなフォーカスを何と呼びますか?
ロゴス、創造の原理、または愛。(13.7)

本質に光を呼び込むことはどのようにして自然法則を確立するのですか?
光は知性があり、エネルギーに満たされていて、私達が物質と呼ぶ建築ブロックです。

ロゴスは1つ以上ありますか?
はい、それぞれの銀河にそれ自身のロゴスを持っています。ラーは言っています、私達人々はしばしば、一なる無限の創造者の代わりに、それからやって来たロゴスを崇拝しました、と。(27.12)

ロゴスの物理的現れはありますか?
私には分かりません。もしあるのなら、私は、それは私達の銀河の中心の太陽であるだろう、と推測します。しかし、ラーはセントラル・サンのことを言及していますが、全ては宇宙のセントラル・サンに帰還するであろうようです。(27.6)

それでは、それぞれの銀河はそれ自身の自然法則の体系を持っているのですか?
はい。そして、それ自身の原型的な精神でもあります。ラーは言っています、メンバーの幾人かは他の銀河へ放浪しました、そして「その経験は知性と直感の許容量をぐらつかせるものとなりました。」と。(90.17)

私達の太陽は何ですか?
「サブ(副、下)・ロゴス」。それは私達のロゴスによって築かれた自然法則と原型的な精神を精錬し、ちょうど私達のロゴスが初期ロゴスの銀河の経験によって吹き込まれたように、私達の銀河の中の初期太陽系の経験によって吹き込まれました。(29.1)

それでは、人々はどのようにして発生したのですか?
私達のロゴスは、創造者が自分自身を知ることを可能にする最も良い具合の計画の中で、二足歩行の類人猿に自意識を授けることを選びました。

なぜ?
ラーは知りませんが、推測をしています:私達がテレパシーよりもむしろ会話を発達させるように、精神の力を再発見するよりもむしろ、私達が作り、持ち、物理的な道具を使用することに気を引くように。(90.12, 19.10)

なぜロゴスは私達に精神の力を発見して欲しくなかったのですか?
自由意思に戻ります。私達はそれぞれ、本質的に、一なる無限の創造者であり、有限の幻想を探検しています。ロゴスは、探検において最大限の自由意思を、創造者のそれぞれの部分に与えたかったのです。したがって、顕在意識から潜在と深い意識を注意深く覆い隠しました。

どうして顕在意識から潜在意識を覆い隠すことが、私達に自由意思を与えるのですか?
潜在意識は、全ては一つであることに気付きます。もし私達がその一なるものに意識的に気付けば、私達は探求したり創造者へ戻る道を欲したりする必要がなくなるでしょう。

もし私達はすでに創造者であるならば、なぜ私達は戻る道を選ぶ必要があるのですか?
それはさらに私達がすでにそうであるもの(創造者)らしくなるということです。そして、私達それぞれが戻る旅を選択するとき、私達は創造者の冠の宝石のようになります。

私達は道筋にどのような選択があるのですか?
自己奉仕か他者奉仕。もしくはそのどちらでもない。

もし私達がどちらも選ばなければ何が起きるのですか?
私達は私達が2つの道筋の1つを選ぶまで生まれ変わります。

なぜ2つの道筋しかないのですか?
ラーは言っていませんが、私は、ちょうど2つの極を持つ磁石、正と負のようで、それは意識で起こることだと思います。ラーは、磁石の極性が判断できないのと同じように、他の存在の極性を判断することは不可能で不適切だと、指摘しています。

私達はどのようにしてある道筋かその他を選択するのですか?
ポジティブな道筋を選ぶためには、私達の考えと行動の少なくとも51パーセントを他者への奉仕にささげなければなりません。ネガティブな道筋は少なくとも95%を自己奉仕としなければなりません。その2つの間には「無関心の穴」が横たわっています。

もし私達が道筋の1つを選択することに成功すれば何が起きるのですか?
私達は他者への奉仕の惑星か自己への奉仕の惑星へ進みます。

私達はどちらかを選択するのにどれくらいかかりますか?
75,000年。

75,000年後に何が起きるのですか?
その後、地球は他者の惑星への助けとなります。他者への奉仕を選択した人々は彼らにとって最も良いと思われる作法で一緒に働くでしょう。自己への奉仕を選択した人々は彼らの道筋にささげられた惑星へ行くでしょう。まだ選択しなかった人々は他の第三密度の惑星へ行くでしょう。

あなたが言う第三密度とはどういう意味ですか?
経験の7つの密度があります。
第一密度は自覚の密度です。それは惑星が永遠の状態から外れ物理的兆候のもとに動き始める時です。その住民は大地、風、水、それと火。
第二密度は拡張の密度です。それは私達が生命と呼ぶものが現れ、だんだんと大きく複雑に進化していく時です。
第三密度は選択の密度です。それはある生物的存在が魂を授けられ、創造者へ向かう発展へ進んでいく道を選択する時です。
第四密度は愛の密度です。選択することに成功した人々が、自己を愛するか他者を愛するかのどちらかの方向への選択を追及するために同じような精神を持つ他者と一緒に来ます。
第五密度は知識の密度です。自己か他者への愛を学んだ人々が、奉仕を通して思慮深くなるように学びます。
第六密度は統合の密度です。その中では愛と知識が一緒に混ざり合っています。2つの道筋は、自己奉仕の道筋の人々が他者へ心を開くことなしに統合の課題をうまく習得することができないことを理解して、ポジティブへと極性を切り替え、再結合します。
第七密度は入り口の密度です。私達が常にそうである、一なる無限の創造者に再びなる前の最後のステップです。
第八密度はまた次の創造の第一密度の始まりでもあります。
第七密度と第八密度の間は、私が思うに、創造者との永遠と無形の統合の一つの区切りであり、創造が再併合されます。

なぜ7つの密度があるのですか?
ラーの理解によれば「オクターブ(8度音程)の道には時間はなく; すなわち、無限にあるそれぞれ創造ごとに7つの密度(濃度、深さ)があるのです。」でも彼らは自分達の知識の限界は狭いと指摘しています。

丸括弧の引用は、ラーとドン・エルキンズが資料で話し合っているセッションと質問の番号を参照しています。(4.20はセッション4、質問20を意味します。)
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「一なるものの法則」<目次>