ラー・コンタクト 一なるものの法則の教え 一巻 - #4-1 序説1

◆序説1
更新日:2020/03/21

この章では一なるものの法則の基礎的な解説をされていて、lawofone.infoのトビー・ウィーロックの概要と被っています。本文にも必須ではないと書いていますが、トビーのものと多少異なる表現の部分もあり、L/L Researchの概要も見てみるといいかもしれません。
言うまでもないですが、最終的な判断は自分自身でラーのセッションを読ん…私の翻訳は遅々として進みませんが( ゚ρ゚)
  • 私個人の感想・解釈・注釈等は『(※』『※)』で囲っています。
  • 本文中の四角括弧(ブラケット:[])は編著者の追記です。

The Ra Contact
Teaching the Law of One
(Copyright © L/L Research)
Link to reference
p.14 - 18
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序説

1981年1月15日から、1984年3月15日まで、三人の献身的な真実の探求者は、この本にある口頭での交信を受け取りました。あなたが見つけるであろうメッセージは、自らをラーと名付けた地球外存在の文明から来ました。The Ra Contact: Teaching the Law of Oneは、ラーとの接触のこの三年の期間の、全体の、改訂され、そして今しがた統合された記録を含みます。

この序説はコンタクトやそれの哲学をすっかり説明する意図はありません。この項の目的は簡単に、このコンタクトがどのようにして起こったかに関する少しばかりの状況、ドン・エルキンズ、カーラ・ルカート、ジム・マッカーティが交信していた源泉についての幾つかの背景、この源泉が形而上学の現実性について語っていることの手短な概要、を読者に提供することです。この序説はこの本を読み理解するのに必須ではありません;来たる旅程のための指南と準備という意味として提供されています。

ラーについて

地球の古代史において、ラーはエジプトの太陽神として知られています。しかしながら彼らは、エジプト人を訪ねた時は神々としてではなく兄弟姉妹としてやって来た、と述べています。文明が、一なるものの法則の概念を理解する用意ができるほどの文化と信仰を発展させたため、彼らは来ました。一なるものの法則のためのこの準備ができている状況は、ラーの人々をこれらの原理の教師として奉仕することを、彼ら(※=エジプト人※)に引き寄せました。

ラーは、彼ら(※=ラー達※)の努力がその特定の文化が誤解し歪むことを助長させてしまった、と報告しました。エジプト人、特に自分自身のためだけにメッセージを留めた王家のエリートは、全ての物事の一なるものの哲学を歪めて、その生来の哀れみのメッセージを奪いました。その結果、ラーはエジプト人の体験から自身を取り除きましたが、遠くから地球の発展をその時から今まで観察し続けました。私達のグループと接触することを導いたこの時代に、一なるものの法則を手ほどきし歪みを正すことは、ラーの長年の望みでした。

しかし、理由はそれだけではありませんでした。地球が75,000年の進化の主サイクルの終わりに近付いており、その住民の多くが、ラーが第四密度・愛と理解の密度と呼ぶ、次の進化の段階へと進もうとしているためもあり、ラーは私達のグループと接触しました。彼らはこの変遷の時に助力することを望んでいて、したがってこの惑星から発せられた奉仕の呼びかけに応答しました。

ラーは第六密度から来ており、彼らの言葉で言う「社会記憶複合体」であると言っています。これは、惑星の住民が私達自分自身というものを超えた進化の密度になっているということです。この構造においては、全ての個人の思考、記憶、経験は知られ、全体の集団に有効となります。そして全体の社会的肉体は、同様に共有する記憶と身元の集団貯蔵庫へ出入りする、多くの独特な個人から成ります。

ラーによると、第四密度への卒業が完了した後、地球の住民は自身の社会記憶複合体を生み出すだろうということです。個人が進化を終えると同時に、社会記憶複合体も同様に進化し、各々の進化のより高い密度の課題としてより統合されたものに成功裏に変遷し成し遂げられます。社会記憶複合体としてのラーには、個人と全体の集団との間に区別はありません。そういうわけで、私達がラーの人々と交信する時、私達は社会記憶複合体の一つに個別化された存在と話しています。この集団の全ての人は共有された精神を利用しているので、まるで私達はラー社会記憶複合体の全ての6.5百万の存在と交信しているかのようになります。

ラーはまた、天の川銀河における私達がいる局所的な部分にある他の惑星からの多くの他の社会記憶複合体から成る、一なる無限の創造者に仕える惑星連合と呼ばれるより大きな集団の部分です。ラーによると、連合のメンバー達はチャネリングと他の手段を通して、世界中の様々な個人と集団へ彼らの奉仕を提供していて、ある時にはこの惑星への彼らの相互作用は私達の深い有史以前の過去にも及びます。私達のグループは、私達が1962年に始めて以来から、この連合の調和されたメンバーと接触しています。

連合の主なメッセージはいつも、私達は統合の宇宙に生きていて、私達が知覚している世界は幻想で、私達は愛を与え受け取る方法を学ぶためにここにいて、瞑想は私達全ての中に存在する創造者を発見する主な手段の一つである、というものです。

この会話の過程において、ラーは確かに彼らの考え方に責任を持っていますが、彼らが分け与えなければならないことは彼らの考え方のみ─彼らが「いつも常に同じである情報にやや異なる観点」というように述べているもの─であることを示して、権威を放棄しています。彼らはこの情報の源と同一であると見なされることを望んでいません。それよりも、彼らは「一なるものの法則のささやかな伝達者」として述べられることをはっきりと求めています。この声明には、彼らは彼らの限界を認めていて、宇宙の至る所にある同一性の全てと思われる部分を超える(しかし含む)一つの真実との彼らの結び付きをたたえています:
愛と光の一なる無限のソースからフォーカス[を探索者が取り除かないように私達は励まし]、私達は全員その伝達者であり、ささやかなものであり、私達、私達自身は創造者の最も小さい部分、無限の知性の壮大な全体の小さい部分にすぎないことを知っています。

一なるものの法則とその宇宙論

ラーは一なるものの法則をこのように述べています:
実際は正しいや間違いはありません。あなたはお分かりでしょうが、今この時様々な方法で歪むことによってあなた自身が楽しんでいる精神/肉体/霊複合体を通した躍動において、全てがいくつかの点で調和するために、極性はありません。この歪みは、いずれにせよ必要ありません。全ての物事を結び付ける思考の完全な統合の理解への選択肢として、あなた達各々によって選択されます。あなた達は、同類もしくはやや似ている存在や物を表してはいません。あなた達はあらゆる物、あらゆる存在、あらゆる感情、あらゆる出来事、あらゆる状況です。あなた達は統合です。あなた達は無限です。あなた達は愛/光、光/愛です。あなた達は在ります。これが一なるものの法則です。
この本でラーは、時代を通して世界の全ての地域から神秘主義者によって報告されている同じ基礎的な真実:一なる無限の創造者は私達の内にあり、あらゆる物、あらゆる場所の内にあるという仰天させる現実を私達の面前にもたらします。実際、創造者でないものは無く;この基礎をなす統合の外側は無い、ということを一なるもの法則は主張しています。創造者は自身が知ることと経験するということの目的のために自身の外に無限の創造を作った、とラーは報告しています。ラーが呼ぶこの「知性ある無限」は、その自身であるものの外に、銀河、星、惑星、私達のような存在、闇と光、愛と恐れ、全ての意義と経験の陰影、全ての思考と活動の様式、あらゆる世界(※仏教用語の。英語原文:plane of existence※)上のその他現実と想像の全てを生み出します。そしてこの創造物のそれぞれ全てと思われる部分に、自由意思:学び、成長し、意図し、順応し、進化的な選択をし、創造者への経験へと戻る道筋を記す能力の基礎を授けました。

私達は自由意思、私達自身をより明確に次第に知ることの選択を実習する、精神的な行程を旅していて、早かれ遅かれ私達は一なる創造者と共に統合へと成長します。無限の創造内で全ての存在の無限はこの道筋を旅しているので、創造物のそれぞれの部分によってこれまで作られた全ての自由意思選択を通して、想像できず果てしない方法で、一なる創造者は自身を知るようになります。

それぞれの魂がとる行程は、ラーによると、「オクターブ(※=八度音程※)」の無限の体系を通って移動し、それぞれのオクターブは光の七つの上昇密度(もしくは濃度)に分けられました。私達の現在のオクターブの第一密度では、火と風が大地と水に、その後に続く生物学上の生命のための基礎を生むよう形作られるように示します。

第二密度は、細菌と低い段階の単細胞生物とより高い段階の植物と動物が生息する濃度の段階です。この密度の課題は、第一密度の不規則な変化から、成長と管理された行動を促進するより一貫した自覚への変換を伴います。存在は第二密度を通して進歩すると、次の自意識の密度へと向かって励み始め、霊複合体が覚醒し第三密度へと卒業することが可能となります。

連合によると、地球とその人間住民は現在第三密度のサイクルの終わりに近づいています。この第三密度、選択の密度では、私達は精神、肉体、そして初めて、完全に活性化させた霊を含む自覚をより高く発達させました。この密度の目的は私達の意識を極性化させることと私達の愛の形態、奉仕の形態を選択することです。極性化の範囲の一方の終わりは、自己への奉仕:万物の愛を捨て制御、操作、開拓を探求し自身の利益のために他者を奴隷にさえもする排他的な自己への愛です。範囲の他方の終わりは他者への奉仕:自分だけではなく全ての分身への愛です。他者への奉仕は探求し、万物の、無条件の愛を取り入れ、全ての物の中に創造者を見、全ての自由意思を支えます。私達の生きている人生はそれほど黒と白はっきりではありませんが、私達は意識の極性の範囲のどちらかの終わりの方へ向かって励みます。

地球の様々な知識の言い伝えにおいて一致しているように、私達は「ニュー・エイジ」もしくはラーが愛と理解の第四密度への収穫と呼ぶものに向かって移動している、とラーは通信しました。これは社会記憶複合体が生まれ、思考が物になり、愛が可視化するところで、ポジティブとネガティブの極性が、それら各自の分岐した進化の進路へと、より適した環境に住むためにお互いから分離します。

第五密度は、知識が次の密度への卒業のための焦点と基準となる、光の密度です。第六密度は第四密度で学んだ愛と第五密度で学んだ光(知識)を釣り合わせ統合させ、愛や知識単独よりも効果的に他者へ奉仕する力を生み出します。第七密度は述べるのはまたさらに難しい経験の世界に到達します。ラーによるとそれは「永遠」の密度で、ここで私達は一なる創造者と共に完全な調和へと移動し始めます。第八の密度は、一なる創造者と創造物の全ての完璧な合体を表わし、音階の音色の編曲と似たように、新しいオクターブの第一密度として見られることができます。このオクターブの果実は他の密度のオクターブに誕生を与え、そしてまたその果実は他の密度のオクターブに誕生を与えたりするでしょう、無限に。

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