一なるものの法則 第一巻 ラー文書 - #1-2-3 カーラ・L・ルカート3

◆第三種接近遭遇
更新日:2017/10/09
lawofone.info?s=Intro#book-i-introduction

カーラ・L・ルカートさんの前書きの続きです。
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  • 翻訳された書籍が売られていますので、私の翻訳じゃあ役に立たん!という方は購入してみて下さいね。

The Law Of One: Book I
THE RA MATERIAL
(Copyright © L/L Research)
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p.9 - 11
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1976年、私達は、いわゆるUFOコンタクティー現象を巻き込んだ、超常現象全体の序論に挑むことを決めました。この現象は簡単ではありません。むしろそれは、公平で広い理解と幾つかの異なる分野の考察の気付きが要求されます。「The Ra Material」(※この本です。※)は地球外存在と「主張された」ものに対する、私達の続けてきた研究の直接的な結果であるため、ここで、読み手がこの作業を理解するのに役立つ、「思考態度」に対する適切な予備的解説を持つ目的で、その本(※=「The Ra Material」※)の提唱する概念の幾つかを批評することは適切であるように思います。

UFO現象について最初に語ることは、それは異常に奇妙だということです。真剣な研究者ーより多くよりたくさんフィールド調査を読み、行うようなーは、UFO現象についてはより慎重により「地に足を付け」て語らざるを得ないことに気付きます。全国世論調査で、実に半数以上のアメリカ国民がUFOは実在すると信じていて、テレビシリーズや映画がこの話題が幅広く興味を持たれていることを反映しています。しかしそれでも、完璧に現象を理解できているふりをする研究者さえもほどんどいません。J・アレン・ハイネック博士は、この研究の特性を「高未知」要因と呼び、高未知の要旨をありえそうな事例の妥当性と結合させました。

UFOを見た人々は、遭遇後のある期間を説明できない(※覚えていない※)経験をします。UFOが見られてから、彼/彼女の日常生活で目撃が続きます。ある時点で、説明ができない、ある一定時間が失われていることに気付かされます。これら同じ(※経験をした※)人々は、非常によく目の痛みや充血、ときどき肌の問題を報告します。極端な事例では、時間を失いUFOを見た人が、性格が変化するようになり、カウンセリングのために心理学者や精神病医の助けをとる必要になることも見られます。R・レオ・スプリンクル博士ーワイオミング州の大学の心理学教授ーは、毎年、このようなタイプ(※記憶欠如のUFO目撃※)や他の「接近遭遇」タイプを経験した人々と会合を行っています。

精神医学療法で、UFOコンタクト事例でより有名なものの一つ、ベティ/バーニー・ヒルの事例が研究されました。ヒル夫妻はUFOを目撃し、いくらかの時間の記憶を失いましたが、日常生活が送れるよう起こった出来事をあまり気にしないように努めました。しかしながら彼ら2人とも、数ヶ月間、悪夢を見たり不安にさいなまれ始めるようになりました。

ヒル夫妻が助けを求めに行った精神病医は、治療作業によく退行催眠を使う人物でした。彼は夫婦をそれぞれ分けて作業を行い、彼らの苦痛の元を思い出すよう尋ねた時、驚くべきことを見つけました。ヒル夫妻はドライブ中、UFOの中に連れて行かれ、医学的な検査をされ、車に戻ったという話をしました。

ドンと私は、数年かけて、ごく少数の興味深い事例を研究しましたが、おそらく、ある一つの記述が、ハイネック博士が「第三種接近遭遇」と呼ぶものと完全に一般的に関連付けられたより傑出した未知を示すのに十分でしょう。1977年1月、目撃者のUFO体験後わずか18時間かそこらで、私達は知り合いの催眠術師ローレンス・アリソンに呼ばれました。ローレンスは、息子を異常に懸念している、目撃者の母親から接触を受けました。私達は、短期大学卒業生でトラック運転手の目撃者と予約をとりつけました。

彼は、およそ長さ40フィート・高さ10フィート、夕陽のような色、おおよそ100フィートから150フィートの非常に低い位置に、乗り物を見ました。乗り物は非常に明るく、彼の眼を傷つけましたが、それでもなお彼はその視線を外すことはできませんでした。彼はかなりの恐怖を経験し、実際に車を運転していた全ての感覚(※記憶※)が失われました。彼がUFOの真下に来た時、突然離れて消えて行きました。その少年が家に着いた時、彼の眼が全体的に充血していたので、彼の母親は不安になりました。彼は、テレビ番組が終わったちょうどその時に出発したことからと、彼が家に着いた時に気付いた時間から、彼の失われた時間を正確に示すことができました。彼は人生の38分を失いました。

若者は、失われた時間を「見つける」ため、退行催眠を実施してみようと希望しました。私達は同意のもと、公正で長い催眠誘導の後、正しい集中状態が達成され、目撃者がUFOの真下に来た時点まで戻りました。突然、彼は、船全体を外から見た時より少なくとも2倍は高いように見える円形の部屋の船の中に入りました。彼は、人間のようには見えない3つの物体を見ました。一つは黒く、一つは赤く、一つは白いものでした。全てはなんらかの機械のように見えました。それぞれの存在は個性を持っているようでしたが、誰も少年に話しかけず、彼はある種の肉体的な検査に我慢していました。検査が終了した後、機械たちは一つに結合し、消えました。船は弾み、一時的に揺れ、そして目撃者は車に戻りました。

もしこの事例の全ての顛末を読むのに興味があるのでしたら、それらは「Apro Bulletin」、「Flying Saucer Review」、「International UFO Reporter」、「Mufon UFO News」(※新聞や雑誌やテレビニュースです。※)で発表されました。

接近遭遇で最も親しい様相だったものの一つに、目撃者が会話すること無しで、異星人の考えていることや感じていることが一見理解を得たように思えたという経験があります。テレパシー通信は、昔からよく実験の題目になっていて、とても興味深い研究がありますけれども、良いテレパシー通信を証明する決定的な研究はまだありません。したがって、テレパシー研究の分野は、まだまだ超能力研究の外縁にすぎません。しかしながら、電話が鳴るであろうことが分かる人、もしくは、誰かがしゃべる前に言うことを認識する経験をした人は、少なくともちょっとしたテレパシーの例を経験しています。ドンは、自身とユリ・ゲラーとの間のテレパシー実験は全く成功した、と述べています。しかしながら彼らは、慎重に厳密な科学的制御のもとで実行しておらず、それらは是認された報告書に含めることはできませんでした。事実、厳密な制御がこのタイプの実験の成果を弱める効果を持っていることは、私達の見解です。


アブダクション事件としておそらく一番有名な、ベティとバーニー・ヒル夫妻の誘拐事件で、これも懐疑的な意見がありますね。
ここでは語りませんが、グレイが人や動物を誘拐する理由についてはアンドロメダ・コンタクティーのアレックス・コリアー、近年では誘拐事件がほとんど語られなくなったことについては、コーリーやCOBRAなど調べてみてはいかがでしょうか。(´▽` )